それを、「おかしい」と感じる間もなく世界が急変した。
花月鏡の背に突き刺さっていたのはアイスピックだった。
家に置いてあったものを持ち歩いていたのだろうか、それともわざわざ買ってきたのだろうか。
いや、そんなことはどうでもいい。問題は刺した人間にあった。
「だめだよぉ。隙だらけだと殺しちゃうよ?」
「逃がさないよ」において登場した鏡の過去に関わった重要人物たちの簡易紹介。
詳細はまたいずれ継ぎ足していきたい。
【falala】で参加。みんな張り切ってるなぁ。
場所は由比パーキングエリア付近。
みんなの様子を見るために、あえて一番後ろを走るよ。
早さを調節して、迷子が出ないように気を付ける。
峠越えは予想より楽だった。そんなに足も、疲れてない。
昔からこういう無茶、じっちゃんに言われてやってたから、
結構体力ついてたんだろうな。
ご飯はみんなの分、ちゃんと作ってきた。
片手運転は危険だろうけど、おなか減ったら仕方ない。
リュックからおにぎり取り出して、みんなに渡して回るよ。
「気を付けて食べて、な」
とかしてるとういちゃんが道外れた。
ちゃんと連れて帰ってあげないと。追いかける。
ゴールはみんな一緒で、だからな。
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ところで、自転車ってどんなの、使えばいいんだろ。
いつもの、お買いもの用に、使ってるやつでいいかな。
背後:あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!
『オレはバイトで朝早いし、しっかり寝て仕事して来ようと思ってたら
一晩かけて面白そうだからと拾ってきたバトンを回答し終わっていた』
な…何を言ってるのかわからねーと思うがオレも何をされたのかわからなかった……
頭がどうにかなりそうだった……
催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ……
花月・鏡(d00323)
峨峨崎・非(d06993)
■イラストについて
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この作品は、株式会社トミーウォーカーのPBW『サイキックハーツ』用のイラストとして、
花月・鏡及び峨峨崎・非の背後(以降:霧守)が作成を依頼したものです。
イラストの使用権は霧守に、著作権は各イラストマスター様に、
全ての権利は株式会社トミーウォーカーが所有します。
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