TW4、百花荘と呼ばれる下宿屋に住まう少年少女の日常。
※わからない人にはただのSS置き場。リンクはTW関係者のみフリー。
懐かしい、思い出。
君と一緒に出掛けた夏の思い出。
「ペンギンが見たい」とごねた君を宥めるように家族で行った水族館。
散歩中のペンギンと握手して嬉しそうな君を思い出す。
母さんが笑ってて、そう、確か父さんも一緒だった。
じっちゃんも珍しくついてきてくれた、家族そろって出かけた日。
帰り道に海に寄った。
海なんて家から少し歩けばいけるもんだけど、
その日は少しだけいつもとは違う色をしていた気がした。
君と手をつないで、君に歩調を合わせて、
落ちてた貝殻を拾って、無邪気に笑う君を見つめる。
君を真似て拾ったのは青いガラス片。
別にどこにでもあるゴミなのだけど、その日はとても奇麗に見えた。
透かして見れば、曇天も晴天に。
硝子越しに見えた君は、とてもとても――
何かが混じった、ノイズだらけの記憶から引っ張り上げる。
覚えているのは、靡いていた栗色の髪と、君の笑顔。
ああ、でも君は、君はだれなのだろう。
君と一緒に出掛けた夏の思い出。
「ペンギンが見たい」とごねた君を宥めるように家族で行った水族館。
散歩中のペンギンと握手して嬉しそうな君を思い出す。
母さんが笑ってて、そう、確か父さんも一緒だった。
じっちゃんも珍しくついてきてくれた、家族そろって出かけた日。
帰り道に海に寄った。
海なんて家から少し歩けばいけるもんだけど、
その日は少しだけいつもとは違う色をしていた気がした。
君と手をつないで、君に歩調を合わせて、
落ちてた貝殻を拾って、無邪気に笑う君を見つめる。
君を真似て拾ったのは青いガラス片。
別にどこにでもあるゴミなのだけど、その日はとても奇麗に見えた。
透かして見れば、曇天も晴天に。
硝子越しに見えた君は、とてもとても――
何かが混じった、ノイズだらけの記憶から引っ張り上げる。
覚えているのは、靡いていた栗色の髪と、君の笑顔。
ああ、でも君は、君はだれなのだろう。
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霧守・暁
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妄想人
自己紹介:
■下記PCの背後。
花月・鏡(d00323)
峨峨崎・非(d06993)
■イラストについて
========================
この作品は、株式会社トミーウォーカーのPBW『サイキックハーツ』用のイラストとして、
花月・鏡及び峨峨崎・非の背後(以降:霧守)が作成を依頼したものです。
イラストの使用権は霧守に、著作権は各イラストマスター様に、
全ての権利は株式会社トミーウォーカーが所有します。
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