青春、しよう

みんなでおでかけ。『そうだ、青春、しよう。』の仮プレだよ。
今日も美味しいご飯を、作らないとな。

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【FALALA】のみんなで参加。
今日の晩御飯の材料を買いにいくよ。

今日の晩御飯は、ういちゃん希望のグラタン。
他に食べたい物、ある？あったらもう1品、作るよ。
ふらふらしてる子は、迷子にならないようにと手を繋いで。
なんとなく、妹の事を思い出して緩く笑顔。

え、おいも？晩御飯食べられなく、なってもいいなら、いいよ。
ちょっとだけ、いじわる言ってみる。

スーパーの特売、ご近所の主婦の皆さんとの戦いを抜けて、
無事に買い物終了したら、みんな仲良く帰宅。
宿題は、おれがいちばんおにいさんなんだし、みんなの見てあげなきゃ。

■口調
女の子→名前+ちゃん
男の子→名前+くん
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今274文字。
ちょこちょこ減らせば、まだまだ絡める。悩み中。

あの子に似てるんだ

拾った落とし物を見ながらフラフラしていたら、
そこに書かれていた名前を偶然見つけた。
クラブ名も、団長の名前も、おんなじだ。

学校の方でクラブの申請の方式が変わった様で、
どうやらこの紙はもう必要ないようだ。
（良かったような、悪かったような、不思議な気分。なんだろうな）

どうしようか、と迷っていたけど、折角だからと遊びに行ったら、
いきなりにゃーと叫ばれてしまった。

風に飛ばされてしまったのだろう

なんとなく、本当になんとなく。

ひとりでぼんやりしていたい時がある。
風のよく通る場所で、できれば人が見えない場所が最適。
（だって、見たくないものまで見えてしまうから）

今日の晩御飯どうしよっかなぁ。
とか、そんな事考えてると、強く風が吹いてくる。
耳元をざわざわと葉の擦れる音。心地よい感覚。
目を閉じて耳を傾けてると、顔に何かが張り付いた。

夕暮れ時の風に乗って

学校帰り。
夕暮れ時の風に乗って、甘い香りがどこからか。
なんとなく甘いものが食べたくなって、遠回り。
チョコレートがいいかな？クッキーも捨てがたいな。
そんなこと考えてたら背中に誰かがぶつかった。
いけない、ぼーっとしてた。と思って振り返ると、
鼻を押さえた女の子がいる。

「大丈夫？」
「ぅ」

少しかがんで視線を合わせて、痛くない？と問い掛ける。
だいじょうぶ。と返事があって、ほっとして笑った。

小学生、なのかな？なんだか妹に少し似てた。
（離れて気づいたけど、おれはどうしようもなく妹が大切みたいだ）
だからつい、甘やかすようにその子の頭を撫でて、
お詫びの印にキャンディーをひとつ。
手持ちがレモン味しかなかったから、それで我慢してもらう。

夕暮れ時の風に乗って、美味しそうな香り。
ああ、そうだ。今日の晩御飯、おれが当番だ。
その子に別れを告げて、おれはスーパーに急ぐ。
今夜はパスタがいいな。そうしよう。